千葉県内の学校別傾向と対策

 

市川学園 市川中学校・高等学校

生徒が自主的に勉強する姿勢を身につけられるよう、自学自習に力を入れており、図書館の蔵書数や自習スペースを充実させています。自主性を重んじているので、自由な校風です。

日常の基本的生活に問題がない限り、希望者全員が進学できますが、高校への内部進学はかなり厳しくなっています。高校1年に占める内進生の割合は約74%(2008年度)です。

高校2年からは内進生と高入生の混合クラスになります。

 

基本的に先取りの学習の体制です。数学の進度は速く、受身の姿勢で授業を聞いているだけでは、ついていくのが非常に大変です。また月1回、小テストがあり、数学も図形と数式に分かれて学習します。

中学3年〜高校1年の数学と英語は、少人数制・習熟度別授業を実施し、演習・テスト・補習も行っています。

中学1・2年の国語では作文に注力し、言語活動を展開しています。

とくに英語は、英語と英会話に分かれて指導するなど、英語教育には力をいれており、英語漬けになるような環境を作っています。中2〜中3で、英検準2級以上の取得を目指しています。リスニングにも力を入れています。「聴く」「話す」「読む」「書く」を意識し、積極的に英語を話したり聞いたりして、バランスよく成績を伸ばしていく対策が必要です。

 

 

暁星国際学園

 

キリスト教精神にもとづき、国際的感覚に優れ、新時代に対応できる健全な社会人の育成を目指す一貫校です。

在学中、一定の成績をとった者全員が、高校進学できます。高入生とは混合クラスですが、英数国は別授業になります。

 

授業は、消化不良が起きないよう、週6日で40時間という十分な授業時間を確保しています。とくに主要3教科、英数国の授業時間は、公立の2倍の設定で、基礎固めをしっかり行います。

国際化への対応を目指しているため、英語教育にとくに力を入れています。授業数も多く、日本人・ネイティヴ両方の教師が指導します。また、習熟度別の授業によって、生徒個々の力を高めていきます。

数学と国語に関しては、まず基礎を優先しています。基礎を固めたうえで、発展学習や先取り学習に入ります。

 

日頃の学習成果を測るために、英検・数検・漢検の資格取得も目指しています。

学習のフォローとして、放課後及び夜間の補習、中間休暇と長期休暇にも補習を実施し、学習の習慣化と学力定着・弱点の克服を目指しています。

 

 

国府台女子学院

 

仏教精神を基盤にしており、「敬虔・勤労・高雅」を掲げ、慎み深く、気品のある女性の育成を目標にした一貫校です。

中3からは選抜クラスが設けられ、他のクラスとは別の先取り授業中心のカリキュラムで授業が進められます。

高校へは在学中に一定以上の成績をとれば、全員が進学できます。高校には、普通科と英語科があり、希望と成績で分かれており、英語科は大学現役合格率が高くなっています。

 

数学と英語は習熟度別授業です。司書教諭による週1時間の読書指導や古典の先取り授業などに特徴があり、外国人講師による英会話の授業もあります。 

授業は比較的ゆっくり進み、中1・中2で基礎学力の定着を図っています。

 

 

芝浦工業大学柏中学高等学校

 

「創造性の開発と個性の発揮」を建学の精神と掲げ、知識の習得のみではなく、生徒一人ひとりを見つめるゆとりある教育の実践を目指している一貫校です。

「文房具」としてノートパソコンを一人一台持たせ、マイクロオフィスソフト(ワード、エクセル、パワーポイント)なども使いこなせるよう、社会人となったときにも非常に役立つスキルを習得させています。

日常の基本的生活に問題がなく、卒業できれば、全員高校へ進学ができ、高1に占める内部進学生の割合は約55%(2008年度)です。内進生と高校から入学した生徒は、高2から混合クラスになります。

 

系列大学の芝浦工業大には学内推薦制度がありますが、他大学受験に対応した授業も行っているため、他大学受験者も多く、現役合格者も多数輩出しています。

英国数に関しては、カリキュラムを着実にこなすことができれば、センター試験に対応する力を身につけることができます。 

英語教育に力を入れており、ネイティヴ講師による英会話の分割授業を全学年で実施し、問題集、洋書などを取り入れた学習を行います。さらに、中1で英検、中2・中3でTOEIC Bridgeを全員が受験し、最終的には、全員の英検準2級の取得が目標になっています。

国語・数学は、副教材やプリントを中心の授業です。

 

 

渋谷教育学園幕張中学校・高等学校

 

「自調自考」「高い倫理観」「国際人としての資質」の3点を教育目標にかかげ、画一性を排し、自主性を重んじる校風が特徴です。

高校へは、希望者が全員進学することができ、内進生と高校入学組は、高校2年次から混合クラスになります。

 

中高通して、学習の設計図となる「シラバス」を配布し、少人数での教育と特色ある独自のカリキュラムで難関大学への進学を目指しているため、高校2年生までに高校の全課程を修了する先取り授業を行っています。当然授業の進度は速く、内容も高度です。

学習フォロー体制もしっかりしており、放課後や夏期休業には、教科ごとに希望者対象の講習を行っています。

 

英語の授業はプリントを使用しており、量もかなり多いです。また、国際教育の一環として第二外国語講座を開講するほか、英語は週1時間のオーラル・コミュニケーションの講座を開講しています。

 

 

秀明八千代中学・高等学校

 

校訓「知・技・心」をもとに、豊かな心と強い精神力をもった、調和のとれた人間の育成を目指す一貫校です。

日常の基本的生活に問題がなく卒業できれば、全員高校へ進学ができます。高1に占める内部進学生の割合は約18%(2008年度)で、内進生と高校から入学した生徒は、高1から混合クラスになります。高校になると、高1は特別進学、総合進学、国際英語の3コース制になり、高2からは高大一貫コースを設置し、4コース制になります。

主要5教科を対象に「優秀」「優秀になる」「努力を要する」のグループ分けをし、学期ごとに編成変えを行い、到達度別学習を展開しています。

 

英語は、英国人教師を迎え、少人数制の英会話授業を週2時間設置しています。 

学校独自の「秀明検定テスト」を実施し、理解できるまで徹底した指導を行っています。

各学年とも、主要教科で希望制の補習を放課後、土曜日に実施し、夏期・冬期には、講習を実施して、不得意科目の克服を図っています。

 

 

聖徳大学附属女子中学校・高等学校

 

建学以来、「和」の精神を基盤にし、調和のとれた豊かな人間性を育む教育を行っている一貫校です。教育理念に、「思いやりの心と品格を備えた知性の高い女性を育成」を掲げており、校則が厳しいことに特徴があります。

日常の基本的生活に問題がなく卒業できれば、全員高校へ進学ができますが、内部入試があります。高1に占める内部進学生の割合は約40%(2008年度)で、内進生と高校から入学した生徒は、高2から混合クラスになります。

 

中学入学時に、選抜クラスと進学クラスに分かれ、2年ごとに変更可能です。進路希望に応じ、高校ではさらに細かく分かれます。中高6年間の主要5科の内容は、5年間で修了し、最後の1年間は徹底した受験対策にあてているため、余裕を持って受験に臨むことができます。

英語に力を入れており、授業時間を多く確保し、英検の合格も、積極的にサポートしています。

また、習熟度別授業を導入しており、ゼミ(特進対象)、選択授業(大学授業を含む)なども開講し、生徒の学力を伸ばしています。毎日のプリント学習や小テストも計画的に行い、基礎学力と学習習慣の定着を図っています。

「客観テスト」を活用し、生徒の学力を正確に測定したうえで、苦手を克服するための個別補習も通年で実施している他、放課後や長期休業中にも補習を実施しています。なかでも、長期休業中には、学習特訓合宿も行っています。

 

 

昭和学院中学校・高等学校

 

「明敏謙譲」を建学の精神に掲げ、明るく健康で自主性に富み、謙虚で個性豊かな人間の育成を教育方針とし、中2から高3までを「5年制」ととらえ、特進クラスを設置し、先取り学習で国公立大や難関私立大への合格を目指している一貫校です。

「ムリ、ムダのない学習指導計画」を立て、中2から「特進クラス」と「一般クラス」に分かれます。

高校進学には、進学適性検査(英数国)の受験が必要です。高1に占める内部進学生の割合は約43%(2008年度)で、内進生と高校から入学した生徒は、高1から混合クラスになります。

中学では、毎朝10分間の朝自習(国数英)、朝の読書(6・11月)などを実施しています。また、7時限目には希望制の補習を実施しています。

 

「特進クラス」では、基礎だけでなく応用・発展問題にも取り組み、中2の段階で、中3の授業の途中までを先取りし、学力を伸ばすための補習も行います。英検・漢検・数検は3級取得を目指しています。中3になると、より高い学力の習得を目指し、高1の授業内容を先取りします。英検・漢検・数検の準2級取得が目標です。 

高校では、大学受験を見据えての学習に取り組み、高1で受験に必須の基礎力を養成し、志望大学を決定します。高2は志望大学合格へ向け、バランス良く学習を進めることになります。

「一般クラス」では、授業を中心とした基礎学力の定着を徹底して行います。英検・漢検は、中2で4級以上、中3で3級以上の取得を目指しています。 中3になると、総復習を中心とした学習会があります。

高校では、まず高1で目指す進路(4年制大学、短期大学、専門、就職など)を決めます。目指す進路に従い、ワンランク上を目指して学力を向上させていきます。

 

 

昭和学院秀英中学校・高等学校

 

校訓の「明朗謙虚・勤勉向上」を建学の精神として掲げ、「生徒の健全な心身の育成」「生徒の能力の開発」「生徒の進路に適応する指導」の3つを教育目標としている一貫校です。

在学中一定以上の成績をとれば、全員高校へ進学ができます。高1に占める内部進学生の割合は約65%(2008年度)で、内進生と高校から入学した生徒は、高3から混合クラスになることもあります。

昭和学院秀英のカリキュラムは、大学受験を念頭に入れた効率的なカリキュラム編成で、各学習段階で、生徒の学力に合わせて、指名制・希望制の補習や発展的学習を徹底しています。

 

宿題は、主に数学と英語から出されます。特に数学Aでは、週に1回提出する『自習ノート』があり、平常点の一部として成績に反映されます。

進路指導は、各学年に適切な内容で行われ、高1では、不得意科目克服のための補習、高2・3では、大学入試を見据えた補習学習を行っています。他にも、生徒の学力把握と適切な学習方法を実施するため、個別学習面談や学力テスト・各種テストでも分析を行っています。 

高3では、頻出問題演習や入試問題研究を取り入れた独自の教材を使用し、実践的な授業を展開しています。

 

 

専修大学松戸中学校・高等学校

 

「報恩奉仕」「質実剛健」「誠実力行」を建学の精神の根幹とし、品格のある人間の育成を目指す一貫校です。

卒業できれば、全員高校へ進学ができます。高1に占める内部進学生の割合は約41%(2008年度)で、内進生と高校から入学した生徒は、卒業まで別コース・別カリキュラムです。

高校では付属校から、進学校への変革を進めています。

 

主要5教科を重視し、中高一貫のメリットを生かして効果的な先取り学習をしています。中2から英数と英会話は、習熟度別授業や放課後の講座を行い、中3では、?類(選抜クラス)、?類に分かれます。 

 

英語の教科書は「プログレス21」を使用しています。英会話の授業では、アメリカ人教師と日本人教師によるチーム・ティーチング制を導入しています。

また、英語・数学・漢字検定の受験を義務づけています。

 

 

千葉日本大学第一中学校・高等学校

 

「絆を重んじ、良き生活習慣を持った次世代人の育成」を教育理念とし、「真」「健」「和」を校訓に掲げ、「精神的自立」「学力の向上」この2つを目標としている一貫校です。

日常の基本的生活に問題がなく卒業できれば、全員高校へ進学ができます。高1に占める内部進学生の割合は約67%(2008年度)で、内進生と高校から入学した生徒は、高1から混合クラスになります。

 

6年一貫教育の特性を生かし、中1・2で基礎学力をつけさせることを目標に、主要教科の時間数を増やして、中3から、徐々に高1の先取り学習を実施しています。 

教科によっては、放課後の指名受講や自由受講、勉強合宿(希望制3泊4日)、夏期講習などで学習を補うことができます。

 

千葉日本大学第一は、日本大学の特別付属校であるため、大半の生徒が日本大への推薦入学を目標にしており、6割程度が日大へ進学します。一方で、他大学進学希望者も増加しており、約3割程度が他大学進学を目指しています。

 

 

東海大学付属浦安高等学校・中等部

 

「自ら歴史観、世界観、人生観を培い、社会に対する強い使命感と豊かな人間性を備えた幅広い人材を育成すること」を教育方針とし、中高一貫制の利点を活かしたゆとりあるカリキュラム編成です。

日常の基本的生活に問題がなく卒業できれば、全員高校へ進学ができますが、一般入試も受けます。高1に占める内部進学生の割合は約33%(2008年度)で、内進生と高校から入学した生徒は、高1から混合クラスになります。

英語教育に力を入れており、外国人による英会話教育を行っています。また、チームティーチング制は、5教科で導入しています。 

授業に向かう準備と、自主的な学習習慣をつけるため、毎朝10分間の朝読書を行ったり、理数科の深い内容を学習する希望制のサイエンスクラスがあります。

 

 

東京学館浦安中学校・高等学校

 

「自主・自学」を教育方針に、勉学を含めたあらゆることすべてに対し、自主的積極的な人間の樹立を目指している一貫校です。

日常の基本的生活に問題がなく卒業できれば、全員高校へ進学ができます。

 

中1から特進コースと普通コースがあり、進級時に成績によってコース替えが行われます。学力効果を高めるため、数学と英語では、習熟度別の授業を導入しています。各検定の対策時間も設けており、漢検や英検に積極的に取り組んでいます。 

 

高校に上がると、S、A、B、国際、体育、内部進学の6コース制になり、高2から、S・A・Bは、文系・理系に分かれます。SとAは、国公立大・難関私立大の進学を目指す特別カリキュラムです。とくにSコースは、5教科を重視しており、国公立大学の受験に有利なカリキュラムになっています。

 

 

東邦大学付属東邦中学校・高等学校

 

医学部、薬学部、理学部がある東邦大学の付属校なので、理系科目に特に力を入れています。

学校側が無理に勉強を押しつけてくるわけではなく、自主的に勉強する生徒が多く、上位と下位が内進生、その間に高校受験組が位置するという傾向があります。

 

授業は、先取り授業です。教科により、授業のペースは普通なのですが、宿題がとても多いのが特徴的です。検定教科書をあまり使わず、独自教材やプリントを使用しており、授業の難度は高くなっています。

数学の教科書は「体系数学」と「数BEKI」を使用しており、「数BEKI」がメインです。授業は予習をしていること前提で進められます。授業では答え合わせ程度しか行わず、解説はあまり詳しくありません。

 

英語の授業では、教科書の「プログレス21」以外に、プリントを配布して学習します。プリントは、文法・並べ替え・日本訳など、「プログレス21」に準拠した内容です。 予習してあること前提で授業が進むので解説が薄く、予習しておかないと、ついていけません。

理科の授業は内容のレベルが高く、通常であれば高校で学習する内容を、中学の段階で学習します。実験も多いです。理科の授業は、ほぼプリントで行います。

 

赤点の基準は40点未満です。

成績はテスト(定期テスト・小テスト)の点と平常点で決まります。

 

 

日本大学習志野高等学校

 

建学の精神に基づき、全人的教育を施し、国家及び社会に有為な人材の育成を目指しており、併設中学がないため、新入生全員が同じスタートラインからスタートします。

クラス編成は、学力平均化のクラスが設定され、大学進学に必要となる基礎学力を身につけられるよう、各教科ともきめ細かい指導を行っていきます。

 

理科は、高1の段階で物理・化学・生物の基礎の授業があります。これにより、自分が文系なのか、理系なのかを見分けられることを狙いとし、高2から文理に分かれます。文系では、NP(国公立進学)、GA(総合進学)コースの2コース、理系では、NP(国公立進学)、GA(総合進学)、CST(日本大学理工学部進学)の3コースが設置されており、あらゆる進路に対応したカリキュラムが編成されています。

 

 

日出学園

 

「誠・明・和」を建学の精神とし、中高6ヶ年を通じ、自主的に考える力をつけ、夢実現のために最大限自分の力を発揮できるようサポートすることを目標としています。

在学中一定以上の成績をとり、中3の9月に実施される実力試験に合格すれば、進学には関係ありませんが、一般入試も受けます。高1に占める内部進学生の割合は約72%(2008年度)で、内進生と高校から入学した生徒は、高1から混合クラスになります。

1学級30名ほどのクラス編成です。

 

英語・数学は、中2から習熟度別の少人数授業を行い、中3から、高校の内容に入ります。英語には力を入れており、週1時間ネイティブスピーカーによる英会話の授業や、年1回テーマに沿った英語のスピーチコンテストを行っています。 

英語・漢字・数学検定の受験を奨励しています。

 

 

八千代松陰学園

 

「さわやかな印象」「はつらつとした行動」「ひたむきな姿勢」をスクールカラーとし、生徒一人ひとりの「持ち味を生かす教育」を行っている一貫校です。

日常の基本的生活に問題がなく、卒業できれば、全員高校へ進学ができます。高1に占める内部進学生の割合は約32%(2008年度)で、内進生と高校から入学した生徒は、高1から混合クラスになります。

 

主要5教科は、中1のときから習熟度に応じた学力別クラスを編成し、試験ごとにクラス分けを行います。

英語は、CAI(パソコン)教室での授業や外国人教師による英会話、外国人助手(チューター)が参加する授業などを導入しています。

中3では、実力コース・基礎コースに分かれ、基礎学力の定着を図るため、毎週、英単語と漢字の小テストを実施しています。

 

 

麗澤中学・高等学校

 

モラロジー(道徳科学)に基づく道徳教育を基盤とし、3つの大きな柱として、自分発見をする「自分プロジェクト」、言葉の力を高める「言語技術教育」、国際教育の真髄といえる「国際的日本人教育」を掲げている一貫校です。

卒業できれば、希望者全員が進学でき、高校1年生に占める内部進学生の割合は50%(2008年度)です。

英語ではオリジナル教材を使用し、文法よりも、コミュニケーションスキルを高めることに主眼を置いています。テストでもヒアリングを重視しており、筆記テストの他にインタビューテストを加えています。会話で使える英語を中心に教えていくので、中1ではほとんど文法的なことに触れず、授業時間が通常より多いのにも関わらず、進度がゆっくりです。しかし、中3の頃には全員3級以上の英検に合格します。

 

英語以外にも、学習の基本になる言語技術(対話力、読解力、作文力)の育成に力を入れていることに特徴があります。

 

 

和洋国府台女子中学校高等学校

 

「和魂洋才」の精神に基づき、高い知性と豊かな特性を併せ持つ、新しい時代を生きる女性の育成に力を入れている一貫校です。

日常の基本的生活に問題がなく、卒業できれば、全員高校へ進学ができます。高1に占める内部進学生の割合は約69%(2008年度)で、内進生と高校から入学した生徒は、高2から混合クラスになります。

 

国語・社会・数学・理科・英語に多くの授業時間を割り当て、基礎力を充実させるとともに、実践を重んじた効率の高い学習を展開しています。 

特に英語は、「実践英語力」が生涯役立つ大きな力になるとして、全学年とも十分な授業時間を確保しています。中1〜3で使用する「和洋暗記英文集」は和洋国府台独自のテキストで、中1では、毎週のネイティブ教員による英会話授業の他、フォニックスを取り入れスペルと音の結びつきから実践的に学んでいき、中2からは習熟度別授業です。また、基礎・基本の習得と実践力養成に加え、「スパイラル学習」という反復学習も取り入れ、難関大合格のための力を養っています。

 

 

 

【茨城県】

 

江戸川学園取手中学校・高等学校

 

心力・学力・体力の三位一体教育を実践し、抜群の大学進学実績を誇る一貫校です。

「授業が一番」をモットーに、学校の授業だけで大学進学までできることを目指し、通常50分授業ですが、科目の特色に合わせて100分授業も行います。土曜日は隔週登校で、90分授業を2コマ行っています。 

 

数学の教材は、「体系数学」と「体系数学問題集」を使用しています。その他、プリントも配布されます。

英語の教材は、「トレジャー」「シリウス」「ワークブック」を使用しています。

いずれも中高一貫用の難度の高い教科書なので、予習・復習をするのはもちろんのこと、どちらの教科書にも準拠のワークブック・問題集がありますので、それをベースに学習を進めることが重要です。

各教科とも、平均点に関係なく40点で赤点になります。

 

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