評定平均値と指定校推薦

 

〇評定平均値アップは指定校推薦・AO入試の必須条件

 

評定平均値とは、全ての科目の評定の合計数をすべての科目数で割った点数のことです。 この点数が中高一貫校や附属校では中学から高校への推薦条件、系列大学への主要な推薦条件となります。

それとは別に、高校の評定平均値は、大学入試においては、「指定校推薦」「公募」「AO入試」等の受験条件となります。

大学全入時代の現在、有名大学であっても、生徒獲得には非常に熱心になっています。特に指定校推薦、公募推薦入試、AO入試などは合格後の辞退が許されず、確実に生徒を確保出来るため、各大学で幅広く実施される傾向にあります。 早稲田、慶應、上智、東京理科大でも実施されています。

私立中高一貫校、附属校には指定校推薦が様々な大学からきています。毎年極端に変わるということはありませんので、早い段階でどこの大学、学部、学科から指定校推薦が来ているのか程度のことは確認しておきましょう。

もし、希望する大学の学部や学科から指定校推薦がきている場合、 AO受験を実施していた場合、出願条件に評定平均値が設定されていることが殆どです。難関大学になればなるほど、当然ですが厳しい点数を要求されます。

評定平均値は高校1年の1学期の成績から含まれます。受験を強く意識し始める高校3年の春になって必死に定期テストを頑張っても、もう追いつけない場合もあります。評定平均値があと0.1あれば、受験資格があったのに・・・と後悔することは十分ありえます。

もちろん、一般受験でチャレンジする機会はありますが、どうしてもここへ進学したい、という気持ちになった場合、 一般入試よりライバルが少なく、確実性が高い推薦系の入試はとても魅力的ではないでしょうか。

大学受験の選択肢を広げておく意味でも、中高一貫校、附属校の評定平均値対策、つまり定期テスト対策は早い段階からとても大事なのです。 

 

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